PMSの最新情報

  • PMSの4つの型 – 種類による分類の話 –

     

     

     

     

     

     

    こんにちは!今日は、以前に実施したPMSセミナーから

    PMSの種類と分類のお話を抜粋してご紹介します。

     

    ■PMSは4つのタイプに分けられる

    一概にPMSと言っても、実はここ十数年の研究でPMSは4つのタイプに分けられるという研究がでています。
    黄体ホルモンが多く分泌されるのか、卵胞ホルモンが多く分泌されるのか

    ①(高)卵胞ホルモン(低)黄体ホルモンタイプ

    ②(高)卵胞ホルモン(高)黄体ホルモンタイプ

    ③低血糖タイプ

    ④(低)卵胞ホルモン(高)黄体ホルモンタイプ

     

    (例)黄体ホルモンが不足すると結果的に卵胞ホルモン過剰に
    →精神的な症状が現れやすくなる(銅を増やし亜鉛を減らす)
    銅と亜鉛は体内でバランスをとっています。エストロゲン増加で銅が増えると、その分亜鉛が減ります。
    亜鉛は脳内でドーパミンやセロトニンを合成します。したがって亜鉛が減ればストレスに対する抵抗が弱まりうつ症状を招くことにつながるのです。

     

    ■高分泌による問題

    【卵胞ホルモンが過剰に高分泌すると】
    ・カリウムとマグネシウムの低下を起こし、高血圧を招く。
    ・血液の粘度が高まり、血栓を招く。
    ・乳がんや子宮がんといった女性特有のがんになりやすい。
    ・甲状腺ホルモンを阻害するので、新陳代謝の低下、冷え性、肥満に。
    ・ヒスタミンを誘発するので、アレルギーになりやすい。

    【黄体ホルモンが過剰に高分泌すると】
    ・皮脂過剰により肌が固くなりニキビができやすくなる、
    ・肌トラブル・ぼーっとする、物忘れが増える、不眠、眠気、
    ・生理周期のずれ、不正出血・食欲不振、意欲低下

     

    ■低分泌による問題

    【卵胞ホルモンが少なすぎると】
    ・老化症状、生殖機能の低下、髪にツヤがなくなる
    ・体のむくみ、骨が弱くなる
    ・脂質の代謝が下がり、太りやすくなる
    ・動脈硬化・脳梗塞・心臓病・高血圧など血管系の症状が出やすくなる

    【黄体ホルモンが少なすぎると】
    ・不妊・子宮内膜症、無月経、子宮出血・卵胞ホルモンが増えすぎる原因
    ・筋肉の緊張、イライラ、怒り、感情の抑えがきかない

    【低血糖】
    ・「低血糖」→血液中のブドウ糖が足りていない状態。
    脳の活動に不可欠な成分なので、ブドウ糖が少ない状態では脳の活動が低下し、その結果眠くなってしまう。
    食事に炭水化物が多い、急激に血糖値が上がると、インスリンホルモンが過剰分泌され血糖値が乱高下

     

    近年、最も増加が顕著なのが①のタイプなんだそうです。
    黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌が不足すると結果的に卵胞ホルモン(エストロゲン)過剰となり、
    PMS(月経前症候群)の中でもうつ症状をはじめとした精神的な症状が現れやすくなるのです。

     

    このように、一概にPMSといってもホルモンバランスによって一人一人症状が異なります。

    また、PMSというよりは他の疾病による症状であったりと

    背景に様々な要因が隠れている場合があります。

    自分一人で思いこまず、まずは婦人科の先生に相談してみましょう。

     

     

    ■参考文献

    The 4 types of PMS – Dr. Marnie Luck ND

    marnieluck.com/the-4-types-of-pms

    https://babybloomers.co/4-types-of-pms/